02.組織風土って何?

不健全な「組織風土」では「組織力」は高まらない

不健全な「組織風土」では、「組織力」は高まりません

「組織力」は会社にとって大変重要な要素です。

特に、景気低迷期には、大変心強い“強み”になります。

この「組織力」は、いわば“会社の筋肉”です。

そして、それを育む土壌が「組織風土」なのです。

つまり、「組織風土」は、“会社の体質”と言い換えることができます。

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「組織力」とは…

結束力、行動力、精神力あるいは責任感等です。

景気低迷期でも、強い「組織力」があれば、

全社一丸となって、困難があっても諦めることなく、

環境変化に対応しようとします。

だから、ダメージを最小限に食い止めることができます。

回復力だって早い。

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でも、健全な「組織風土」が育まれていなければ…

「組織力」は弱く、

社内には、責任転嫁やセクショナリズム、無責任行動が横行し、

諦めも早く、踏ん張りも聞きません。

景気低迷期には、合併症まで引き起こし、

予想以上のダメージを受けてしまいます。

当然、回復にも必要以上に時間がかかります。

営業構造や商品力等で圧倒的な“強み”を持っている会社でさえ…

この「組織力」が弱ければ、その威力は半減してしまいます。

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“組織風土”をTVドラマで考える…

「組織風土」は目に見えません。

そのためか、「何となく理解は出来るが、イメージが鮮明に湧かない」というお言葉を、よく頂戴します。

このような時、TVドラマを例に説明すると、「組織風土」とは何か、また「組織風土」の違いが組織にどのような影響を与えるかをイメージし易いようですので、以下に紹介します。

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このドラマには2つの家庭が登場します。仮に金田家と愛田家とします。

<金田家>…大きな家に住むお金持ちの4人家族(両親と子供2人)

●父  …代々続く大物政治家。帰宅時間は遅く、出張もしばしば。周囲から冷血漢と恐れられる。

●母  …良家の出。外出がち。見栄っ張りで世間体を気にするタイプ。

●子供…お小遣いに不自由せず、家の中では良い子を演じているが、愛情に飢え心が病んでいる。長男は不良グループに属し、長女もクラスで浮いた存在。

<愛田家>…小さなアパートに住む貧しい5人家族(両親と子供3人)

●父  …人が良く、真面目。町工場に勤務。病気がちの妻を看病しつつ、3人の子供を育てる。

●母  …親切で優しい。病気がちで入退院を繰り返し家事も満足に出来ない。

●子供…長女は母の代わりに家事を手伝い、長男は受験勉強をしながら、幼い妹の面倒を見る。しかし、家庭は愛情に充ち溢れ、皆が家庭を大事に思っている。

似たような設定のTVドラマを一度は見たことがあるのではないでしょうか?

このドラマの中で様々なトラブルが発生します。

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ある日、愛田家の長女が、同級生の学費紛失事件の犯人に疑われます。

愛田家の家族全員は長女の無実を信じ、必死に嫌疑を晴らします。

実は学費紛失事件の真犯人は金田家の長女だったのです。

親の愛情を確かめたいがための犯行でした。

金田家の母は嫌がる長女を尻目に、世間体を保つために娘を無理やり転校させようとします。

そんな騒ぎの中、金田家の長男が家を出ます。

贅沢な生活を捨て、恋人との愛のある生活を選びます。

金田家の父は「家のことは全てお前に任せてあるんだ! 子供達の躾が悪いのは、お前の責任だ!」と母を一方的に非難します。

母はやり場のない悲しみからホストクラブ通いを始めます…

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もう金田家はバラバラです。

TVドラマであれば、ここからもう一度家族が一つになるというストーリーになりますが…

ここに見る2つの家庭の違いが、組織風土やその違いによる現象をよく表しています。

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組織風土って何?

「組織風土」という言葉は一般的に使われている言葉ですが、当社ではこれを次のように定義しています。

 「当該組織に共有された価値観であり、組織構成員の思考及び行動の規範となっているもの」

つまり「組織風土」とは、正に“企業体質そのものなのです。

これは、単に「経営理念」や「行動規範」が明示されていれば、それが上述の「共有された価値観」ということではありません。

明示されているということと、価値観が共有されている、あるいは行動規範が確立しているということとは全く別のことです。

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この「組織風土」は、人材の定着率を高めたり、組織力の強化を促したりするなど会社の成長性や継続性に大きく影響します。

それは、多くの経営者が想像する以上に、社員の「組織風土」への関心が高いからに他なりません。

「組織風土」が健全な会社は、「社員が活き活きと誠実に働いている」という特徴を持っています。

特に人材流動化や労働人口の減少が叫ばれている昨今、健全な「組織風土」を醸成することは、多くの会社において大変重要な経営課題と言えます。

しかし、この「組織風土」のマネジメントに真剣に取組んでいる会社は、実は決して多くありません。

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