“組織風土”をTVドラマで考える…
「組織風土」は目に見えません。
そのためか、「何となく理解は出来るが、イメージが鮮明に湧かない」というお言葉を、よく頂戴します。
このような時、TVドラマを例に説明すると、「組織風土」とは何か、また「組織風土」の違いが組織にどのような影響を与えるかをイメージし易いようですので、以下に紹介します。
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このドラマには2つの家庭が登場します。仮に金田家と愛田家とします。
<金田家>…大きな家に住むお金持ちの4人家族(両親と子供2人)
●父 …代々続く大物政治家。帰宅時間は遅く、出張もしばしば。周囲から冷血漢と恐れられる。
●母 …良家の出。外出がち。見栄っ張りで世間体を気にするタイプ。
●子供…お小遣いに不自由せず、家の中では良い子を演じているが、愛情に飢え心が病んでいる。長男は不良グループに属し、長女もクラスで浮いた存在。
<愛田家>…小さなアパートに住む貧しい5人家族(両親と子供3人)
●父 …人が良く、真面目。町工場に勤務。病気がちの妻を看病しつつ、3人の子供を育てる。
●母 …親切で優しい。病気がちで入退院を繰り返し家事も満足に出来ない。
●子供…長女は母の代わりに家事を手伝い、長男は受験勉強をしながら、幼い妹の面倒を見る。しかし、家庭は愛情に充ち溢れ、皆が家庭を大事に思っている。
似たような設定のTVドラマを一度は見たことがあるのではないでしょうか?
このドラマの中で様々なトラブルが発生します。
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ある日、愛田家の長女が、同級生の学費紛失事件の犯人に疑われます。
愛田家の家族全員は長女の無実を信じ、必死に嫌疑を晴らします。
実は学費紛失事件の真犯人は金田家の長女だったのです。
親の愛情を確かめたいがための犯行でした。
金田家の母は嫌がる長女を尻目に、世間体を保つために娘を無理やり転校させようとします。
そんな騒ぎの中、金田家の長男が家を出ます。
贅沢な生活を捨て、恋人との愛のある生活を選びます。
金田家の父は「家のことは全てお前に任せてあるんだ! 子供達の躾が悪いのは、お前の責任だ!」と母を一方的に非難します。
母はやり場のない悲しみからホストクラブ通いを始めます…
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もう金田家はバラバラです。
TVドラマであれば、ここからもう一度家族が一つになるというストーリーになりますが…
ここに見る2つの家庭の違いが、組織風土やその違いによる現象をよく表しています。
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